たいだん
偶然だけど、最近対談本を読むことが多い。
これが案外面白い。
似たような立場から「そうそう」と言い合うのではなくて
お互い違う視点から同じものを見るから
「そんなこと考えてんの」があって飽きない。
20代の社会学者・古市先生×60代上野千鶴子先生の対談。
これからの高齢化社会は・・みたいなことを語ってるんだけど
何せ古市くんのヘタレキャラ全開ぶりが逆に清清しい。
「親に死なれたら困るな」とか「介護とか、よく分かりません」とか
キャラなのか、世代なのかいまいち分からないけど、
よく言えば自然体で。
上野先生は、そんな態度に呆れつつも丁寧に説明してくれる。
介護等不勉強だし面倒だしーな私でも、
なんか大変!これは知っとくべきだ!って気になる。
この手の本は読む気すらしなかったけど、これはイケる。
「年の離れた友達」と表現する二人の関係も、羨ましい。
穂村弘×角田光代の男女にまつわる往復書簡。
二人とも40代・既婚。
世間的には落ち着いたスタンスで語ってもいいはずなのに
「モテなかった!」「モテたかった!」を連呼。
読んでると、お二人とも石橋を叩きすぎて壊し、挙句泳ぐタイプと分かる。
そしてかなりの実体験が含まれている。身を削った執筆ですねー。
「異性は外見か中身か」「デートは割り感か奢りか」
などの定番お題も、彼らの視点から言われるとむむむ・・となる。
特に割り勘の件。これはもう、私にはどうしようも出来ない。無念。
モテるには何が必要か。
これも定番の答えだけど、同じくこの二人から出た結論だと思うと
受け入れざるを得ない。
そもそもこの二人が男女の代表か。というと疑問も残るけど、
石田純○さんとか杉○彩さんとかよりは私に近いはず。
付箋を貼りながら読みたくなってしまった。
マツコ×池田先生の対談集。
「ホンマでっか!?TV」で共演して意気投合したとか。
震災後の対談だったため、原発対応などが前半を占めるけど、
マイノリティやネットの怖さなども語っている。
世間的にマイノリティでもあるマツコと、
学会的にマイノリティ(だそう)な池田先生。
二人とも「好きなことを仕事にしていて楽しそう。」
と学生や世間には思われるとか。
でも、揃って言うのは
「仕事が楽しいなんてウソよ!」
「好きなことを仕事にするためには、何倍も嫌いな事をしなきゃならない」
ってこと。
だよなぁ・・と実感。
「仕事で自己実現」とか言ってる学生さんが読んだらいいと思う。
池田先生の著作は読んだ事ないけど、何か面白そう。
読んでみたくなった。
対談本や往復書簡集は、内輪で「楽しかったねー」
とかいって終わるものも多いけど、こういう刺激し合うのは、いい。
掛け合わせの妙を楽しめる本にまた出会えることに期待。
これが案外面白い。
似たような立場から「そうそう」と言い合うのではなくて
お互い違う視点から同じものを見るから
「そんなこと考えてんの」があって飽きない。
20代の社会学者・古市先生×60代上野千鶴子先生の対談。
これからの高齢化社会は・・みたいなことを語ってるんだけど
何せ古市くんのヘタレキャラ全開ぶりが逆に清清しい。
「親に死なれたら困るな」とか「介護とか、よく分かりません」とか
キャラなのか、世代なのかいまいち分からないけど、
よく言えば自然体で。
上野先生は、そんな態度に呆れつつも丁寧に説明してくれる。
介護等不勉強だし面倒だしーな私でも、
なんか大変!これは知っとくべきだ!って気になる。
この手の本は読む気すらしなかったけど、これはイケる。
「年の離れた友達」と表現する二人の関係も、羨ましい。
穂村弘×角田光代の男女にまつわる往復書簡。
二人とも40代・既婚。
世間的には落ち着いたスタンスで語ってもいいはずなのに
「モテなかった!」「モテたかった!」を連呼。
読んでると、お二人とも石橋を叩きすぎて壊し、挙句泳ぐタイプと分かる。
そしてかなりの実体験が含まれている。身を削った執筆ですねー。
「異性は外見か中身か」「デートは割り感か奢りか」
などの定番お題も、彼らの視点から言われるとむむむ・・となる。
特に割り勘の件。これはもう、私にはどうしようも出来ない。無念。
モテるには何が必要か。
これも定番の答えだけど、同じくこの二人から出た結論だと思うと
受け入れざるを得ない。
そもそもこの二人が男女の代表か。というと疑問も残るけど、
石田純○さんとか杉○彩さんとかよりは私に近いはず。
付箋を貼りながら読みたくなってしまった。
マツコ×池田先生の対談集。
「ホンマでっか!?TV」で共演して意気投合したとか。
震災後の対談だったため、原発対応などが前半を占めるけど、
マイノリティやネットの怖さなども語っている。
世間的にマイノリティでもあるマツコと、
学会的にマイノリティ(だそう)な池田先生。
二人とも「好きなことを仕事にしていて楽しそう。」
と学生や世間には思われるとか。
でも、揃って言うのは
「仕事が楽しいなんてウソよ!」
「好きなことを仕事にするためには、何倍も嫌いな事をしなきゃならない」
ってこと。
だよなぁ・・と実感。
「仕事で自己実現」とか言ってる学生さんが読んだらいいと思う。
池田先生の著作は読んだ事ないけど、何か面白そう。
読んでみたくなった。
対談本や往復書簡集は、内輪で「楽しかったねー」
とかいって終わるものも多いけど、こういう刺激し合うのは、いい。
掛け合わせの妙を楽しめる本にまた出会えることに期待。
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